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日志


11月30日

アラビカ、生産高発表まで持ち合いか

NYコ-ヒ-は昨日に続き、ファンド筋の買いで3月限は安値から126.8¢まで駆け上がったものの実需・地場・小口トレ-ダ-筋の利食い売りで一転、急反落した。市場関係者では「高値を更新し、安値で引ける本日の動きは買い方には良くない。12月半ばに発表されるUSDA及びブラジル政府の生産高発表まで動きにくい」と見ている。

東京アラビカはシカゴ穀物高やここ数日、上げが甘かったことで前場売り込む気配にはない。2007年度の減産による中長期の上昇トレンドは疑いようはないが、ここ最近の上昇(期近)は外部要因(ユ-ロ高・ドル安)によるもの。ドル安も一服し、2006年度のブラジル・ベトナム産の現物出回りは強い現実から目先はやや軟調。
11月29日

ブラジル旱魃懸念台頭、NYコ-ヒ-17ヶ月ぶり高値

NYコ-ヒ-は12月限120¢、1月限125¢台乗せで先高感が強くなってきた。材料はサンパウロ拠点を置く農業研究所発表のブラジル旱魃による2007年減産観測。内容は2006年度産4160万袋を大幅に下回る3000万袋予想。これは4年ぶりの低い生産高予想で相当強気な数字。実際生産サイドは売り惜しみしている兆しもあるという。

NYの市場関係者は「ファンド主導で引き続き、明日も買われる可能性が高い。ただその後は買われ過ぎから修正安を見込む」と見ている。

21日時点でのファンドのネットは24535枚の買い越し(16,17日の急落ではさほど転売していない)と高水準。積み上がった買いポジションの転売を危惧する向きも多いが、上昇トレンドが鮮明なためファンドの買い腰は強い筈。
11月28日

換算値から見る割高・割安銘柄

先週での海外休場、日本市場での休日を挟みやや換算値どおりになっていないものが多い。まずトウモロコシ・大豆だがこれは既に前日相当上げてるのに加え、本日入電はマイナスになる筈だが、先物はプラス。ここ数日からみると単純に割高感はある。

次いでコ-ヒ-は大順鞘が嫌気されて、利食い売り圧力は強い。しかし一般の利食いが多いだけに買っている店は相場巧者。東京アラビカの頼みのNY市場だが、上値リスクは高まっている。115¢割れまで買いに転換、本日東京アラビカは換算値に程遠かったため新規買い。
11月27日

ドル先安感からの商品需要増

ドルが戻りらしい反発も入れない事で先安感が台頭、商品輸入国の需要が増加する見方から東京市場は全面高。ただ中には需給に逼迫感のある穀物に連れ高したものもあり、明日の外電・東京市場の動きで明暗が分かれそうな気がしている。現在、シカゴ穀物は10年来の高値更新中であり、本セッションでは値を伸ばす可能性あり。

ただ18時現在ドルが急激に戻しており、当然の事ながらドル安のみで需給関係なく買われた商品は反落は免れない。特に下降トレンド継続中のゴム・エネルギ-が候補に上がる。ついでにゴムの本日の買いの手口は一般が多く、高値の買いは未整理。アラビカはロンドンが下げ止まれば押し目となりそうだが、ロンドンはブルトラップの典型且つ需給緩和で売られており、1400ドルが下値とは限らない。NYの明日の入電で判断する。
11月26日

テクニカルで見る価格変動の最近の傾向

今年程需給デ-タを読む機会が多くなったが、テクニカル面での共通の価格変動のパタ-ンがいくつか見られた。

ブルトラップ型(ロンドンロブスタ・東京白金)
 
45日MA突っ込み押し目買い型(シカゴ小麦・東京アラビカ)

45月MA鉄板型(東京ゴム)

下記は上昇トレンドに移行した2002年以降の東京ゴム12月の月価格デ-タ。12月は100%陽線であり、始値からの下落は最大5.9円(平均3.3円)。買いには非常に心強いデ-タ。
11月25日

シカゴトウモロコシ10年ぶり高値

ドル安による輸入国による需要増が見込まれ、シカゴ穀物が高い。半日取引だったが、トウモロコシ3月限は7.75¢高の3㌦86¢で1996年6月以来の水準。今年の米国での高温・乾燥による減産と根強いエタノ-ル需要が引き続き支援材料で過去7年の内、需要が供給を上回るのは6度目。

USDAによるとコ-ンは10月1日から11月16日までの輸出量は5年平均37%を上回る2410万トン、大豆は80万1900トン。

以前シカゴ小麦の下げ止まり価格を480¢と見ていたが、ほぼ予想通りで調整は一巡し、日柄も経過した。週明けコ-ン150円、大豆300円程度の上昇が見込まれるが採算どおりで寄り付くようなら絶好の買い場と思われる。
11月24日

ロンドンロブスタ概況

ロンドンロブスタはベトナムでの予想以上の高収穫見通しから続落、07年1月限は1413ドル(2日で32ドル安)で引けた。一方、NYコ-ヒ-は前日は感謝祭で休場(一昨日は0.15¢高)。円急騰もあって東京採算はアラビカ200円安、ロブスタ500円安が見込まれる。

ハノイの米農業大使館員によると天候改善で2007年1650万袋収穫予想と前年比約20%増(1380万袋)。現地のコ-ヒ-トレ-ダ-によると更なる下落を予想しているという。
11月23日

NY原油一時58ドル台、在庫予想上回る

NY原油は反落、60ドル回復は困難だったようだ。明日東京市場は円高と夜間取引との換算比較すると700円安位が見込まれる。

市場予想を上回るEIA在庫増が嫌気された。ブル-ムバ-クの事前調査による70万バレルを上回る510万バレル増加の3億4110万バレルと今年6月時の高水準。また石油製品へ日量需要も2030万バレルと7週間で最も低い。

ガソリン需要に関してはNY商品市場は感謝祭となり4連休となるが(CBOTは24日は半日取引)、米国全体の11%の3170万人がドライブ旅行が見込まれている。ただ既に大量の燃料在庫が小売店にあり、支障はない。

一方、蒸留油の需要は第4四半期にピ-クを迎えるが、11月中は北米での気温が平年を上回っているため遅れているという。
11月22日

ドル円から見る米国商品市場

ドルが分岐点と見られた117.95円を割り込み軟調。特に材料は無い模様だが、連休を控えてドル買いを進める向きが少ないと思われる。ロンドン・NY市場でどれだけドルが戻るかだが、ここ数日はテクニカルでは売られ安い環境であるのは確か。

ドルが下がれば代替投資の魅力が増すドル建て貴金属は買われるが、市場規模が小さいNYプラチナの本日の暴落を見て東京市場では貴金属はもとより、円高を見て他商品全般買い手控えられている。

買いなら暴落懸念の少ない貴金属(プラチナ除く)・穀物、売りならゴム・エネルギ-・アラビカと分散して建てるのが好ましい。

ちなみにプラチナの昨日の期近の暴騰は外証GS社の新規買いと思われる。しかしそれ以上他限月で売りに回り、期近の暴騰を見た一般の買いは先限に集中している。よってもう一回上に飛ばされる覚悟で先限を売りに妙味。
11月21日

プラチナのファンダメンタル

東京プラチナが前場急続伸。11/13につけた先物4440円を突破し、上昇第二波の公算が高まってきた。

ジョンソンマッセイ社発表によると自動車用触媒と宝飾品需要の増大を再指摘。また電子部品に使用される金属も2006年には700万オンスと5.3%UPしている。排ガス規制でディ-ゼルエンジンを搭載した自動車の生産は好調、自動車メ-カ-からのプラチナ需要は15%UPの438万オンス。

世界のプラチナ関連企業の株価も急伸しているというから、一過性のものではないだろう。

東京市場の内部要因を見ると内外の商社売りが目立つ一方、ファンド・一般の買いが多い。本来なら上げる内部要因ではないが、期近の200円以上の暴騰は商社の買戻しが考えられる。
11月20日

東京金堅調、ドル利上げ後退観測で

東京金は堅調に引けた。朝方は円高やエネルギ-安を受け安寄りしたものの、米住宅着工悪化でFed(連邦準備制度理事会)が貸し出し金利据え置きでドル安懸念が底流している以上、NY貴金属価格は上昇するとの見方がでているため。

またプラチナの急騰やテクニカル面でもNY夜間取引が620¢を死守したことも東京市場での買いを誘っている。

プラチナの上昇は根強いETF導入観測。今年4月バ-グレイ社が銀ETFを提供した際の急騰劇があったように市場ではプラチナの供給不足に懸念を抱いている模様。
11月19日

天然ガス相場

先週は天然ガス在庫が温暖な天候で今年最高水準まで積み上がり(過去五年平均の7.5%を上回る)、原油相場を暴落させた。冬場、原油相場に影響を与える天然ガス相場について解説したい。

週末の天然ガス相場は今後二週間、北米で寒気に見舞われるとの予測から42.4¢、5.5%高で引けた。

ガス消費量の多い地域米中西部でも今月下旬から12月初めまで平年より気温は低めに推移する見通し。

しかしファンダメンタル面からみると天然ガスを8.3ドル(週末8.179ドル)を超えて買っていくトレ-ダ-は少ないという。
11月18日

コ-ヒ-相場急落、ベトナム産出回りで

ロンドンロブスタは96ドル安、NYコ-ヒ-は3.40¢安とベトナム産ロブスタの増産観測で急落した。

ベトナム最大のコ-ヒ-生産行政区では10/1に前年比20%増の30万tの生産高上方修正、VCCA(ベトナムコ-ヒ-・ココア協会)は26%増の87万tの増加見通しを発表。

先進国の焙煎業者の買いも散見され、安値からはかなり戻しており総弱気という感じではない。

そもそもコ-ヒ-相場はファンド資金の手仕舞いにより急騰・急落は常。相場の流れも昨年と類似してきており、11・12月期の急落場面は買い向かいが定石。
11月17日

東京ゴム魅力的な価格

東京ゴムは貴金属・エネルギ-安を素直に受けて、先物200円割れを示現。春先から東工取、日本ゴム輸入協会集計の生ゴム在庫は減少しているのに価格は下げ続けており理解しにくいゴム市場。

内部要因から推察すると、値頃感をもった個人の買いを投げさせるため商社・一部ファンドは売り越し姿勢を強めている。投機的な動きとは言えるが一方、シンガポ-ル・上海市場も下落しており、世界最大消費地の市場の国際性は保たれている。

高値から既に100円以上の暴落、月足陰線5本、月足45MAおよそ175円・9MA250円。
NY株高などを見るとゴムの消費は増加するだろう。下値不安はあと10数円を考えると買いたい価格。ユニコ○・ドッ○C・SB○Fなど新興顧客層の多い会社の投げを待ちたいところ。
ゴム引け後雑感(17:10)
本日の手口を見るに投げは出ているが、まだ買い方は辛抱しているのが伺える。NYMEXの原油が一段安となれば、総投げ続出と見る。A○・ユニコ○の大口店は注目。取り組みにもよるが先物180円を割れれば大分整理されるだろう。買い場は納会後の11月下旬の180円前後が狙い目。
11月16日

API週報

米原油在庫、前週比668万バレル増=API週報

米国石油協会(API)が15日発表した11月10日までの1週間の米石油製品の在庫統計の概要は以下の通り。

原油3億3992万7000バレル
(前週比668万1000バレル増)
ガソリン2億0370万3000バレル
(同140万6000バレル減)
うち改質ガソリン(RFG)04万3000バレル
(同38万1000バレル減)
ディスティレート(留出油)1億3871万8000バレル
(同231万6000バレル減)
うちヒーティングオイル(暖房用油)6014000バレル
(同114万8000バレル減)
【ワシントン15日ロイターES時事】
11月15日

JM報告概要

白金の需要超過、4年連続で縮小へ
下値は980ドル予想―JM報告☆1

英貴金属大手ジョンソン・マッセイ(JM)社は14日、白金族の需給事情を探るプラチナ2006年中間調査報告」を発表した。それによると、06年の世界の白金需要は、欧州を中心とする自動車排ガス触媒用の拡大が宝飾用の落ち込みを上回り、前年比4.9%増の218.3トンと過去最大になる見通し。これに対し、供給は主産地南アフリカの増産により、同5.3%増の217.7トンと、ほぼ需要増に見合った拡大が見込めるとしている。この結果、需要超過は0.6トン(前年は1.3トン)と4年連続で縮小する。             [時事通信提供]
11月14日

ブルトラップ

北米での暖冬予想と米原油在庫増加見通しでWTIは59ドル割れで推移。チャ-ト上、ソ-サ-ボトムを形成。一時は強気に取れたが、ブルトラップの公算が高まってきており非常に重要な場面。

北米では全米での暖房需要80%以上の消費している。冬季の暖房油の需要量は北米での天候が大きく作用するが、今年は暖冬で平年より26%も下回っている。また原油在庫も週ベ-スで増加しており、3億3470万バレルもあり5年平均の11%も上回っている。

しかし運輸用のディ-ゼル燃料需要は堅調に推移、寒波が訪れれば蒸留油在庫の減少は一段と進むかもしれない。

アナリストの間では57-61ドル予想が非常に多い。
11月13日

コ-ヒ-相場のシナリオ

NYコーヒ-は2日で5¢以上も上げ、RSIが80%を超え始めたため短期投資目的のファンドの利食い売りに押されて3.35¢安。CRB指数の下落も下げを拡大させた模様。TGアラビカは換算でいくと600円安だが、商品全面安でストップを付ける可能性もある。明日も海外が続落するなら113¢で一旦は下げ渋ろうが、ここで買い手掛かりがないようだと110¢割れもトライすることになる。今後のシナリオだが、11月一杯まで(最悪12月半ばまで)軟調、値固め、上昇トレンド移行と見ている。今回の11/9の119.40¢の高値は昨年と同じ日であった。TGアラビカは大順ザヤ且つ売り方有利の内部要因で過剰に売り込まれる懸念があるが、そこは今後の種玉として買っていきたい。第一の押し目買いの目安、22500円。22000円割れが出れば積極的に狙いたい。現在の開花期に降雨で作柄が良好だとしてもブラジルコーヒ-生産エリアはここ数年、減少。大豊作が見込みにくい中、生産国の低在庫水準はそれ程改善する可能性は少ない。
11月12日

NY金の上昇要因

週末、NY金市場は中国が外貨準備高を多様化する中、本当に貴金属を買い付けるかという懐疑論で下落に転じている。

中国は外貨準備高の1%を金で保有しているが、中国中央銀行が今後米国債を減らす事で方針でドル安・金高が起こるのではないかということが、金の上昇要因になっていた。

米アナリストによると国際的な金価格が高値圏にある中では中国は金購入を外貨準備高として増加させるつもりはないらしいといっている。

ただ産業用の天然資源として活用することは継続的に見込まれている。

市場ではドルショ-ト論が増加し、金のサポ-ト要因になっているのは確実。
11月11日

WTI、再度保ち合いに転落

WTIはIEA(国際エネルギ-機関)が今月発表の世界需要見通しを前月1.2%から1.1%に下方修正した事で急反落。日量世界原油需要は8449万バレルで前月比8万バレルの減少。特に中国のガソリン需要の伸びに鈍化が見られている。

また北米での暖冬が暖房油の需要を減らして、11/7現在では平年比35%ダウンという。

市場の関心は暖冬予想でベア、在庫の減少でブルといった綱引きのレンジ相場になるとの見方が多い。